【社会】「もう逃げない」“和歌山カレー事件”林眞須美死刑囚・長男の壮絶すぎる半生 ★3at NEWSPLUS
【社会】「もう逃げない」“和歌山カレー事件”林眞須美死刑囚・長男の壮絶すぎる半生 ★3 - 暇つぶし2ch1:ちくわ ★
19/11/30 16:02:35 euFWR7lJ9.net
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1998年7月25日に発生した和歌山毒物カレー事件(夏祭りの屋台のカレーに毒物が混入され、4人が死亡、63人が急性ヒ素中毒となった事件)で逮捕・起訴された林眞須美死刑囚。
林眞須美死刑囚の長男・林さんは当時10歳だった。林さんは、両親が逮捕された日のことを今でも鮮明に覚えているという。

SHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』(AbemaTV ※毎週土曜21時から放送中)は、『ある日突然、犯罪加害者家族になりました。』が今回のテーマ。
“犯罪加害者”の家族が、これまでの過酷な体験を赤裸々に明かした。
「父親と母親がそれ(=カレー事件)以前に保険金詐欺をやっていて、逮捕された」と話す林さん。林眞須美死刑囚は、1998年12月にカレー事件で再逮捕された。

逮捕前からも疑惑の目を向けられていた林さんの自宅には、事件発生直後からマスコミが押し寄せていた。
マスコミに向けてホースで放水している林眞須美死刑囚の姿が有名だが、林さんは「ホースで水を撒いてるだけが母親じゃないよって伝えていきたい」と声を震わせた。

「実子から見て林眞須美死刑囚はどのような母親であったか」という質問に、林さんは「教育熱心でした。もし親から虐待とかされていたら、僕はこういう活動ってしていないと思うんです。
思い出せば出すほど、幸せな記憶しか残ってない」と答えた。

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林さんは2019年夏に著書『もう逃げない。今まで黙っていた「家族」のこと』を刊行。
事件の影響により苦境に立たされることが多かった半生、一方で確かに両親が犯した保険金詐欺の事実に向き合い、自分の人生をリスタートしていければという思いで筆を執ったという。

1998年に起きたカレー事件当時、10歳だった林さんは、その後加害者の長男として、壮絶な人生を歩んできた。

事件発生後は、マスコミが家の中の様子を探るため、林さんに「アイスクリームを買ってあげるよ」「芸能人のサインを貰ってきてあげる」などと言ってきた。
報道が加熱していく一方、夏休み明けには同級生から「林くんとは遊んじゃダメだってお母さんに言われた」と距離を置かれるようになる。
しかし、母親は「やっていない」と言い続けていたため、友人たちに距離を置かれる現実がまるで理解できなかった。
両親の逮捕直前にはマスコミが集まり、学校や塾にはほとんど行けない状況で、家の中で過ごす日々が続いた。
そして同年10月4日の早朝、林さんの両親が逮捕された。
子どもたちには、自宅に来た女性警察官が「児童相談所に行くから荷物を1~2週間分まとめるように」と告げた。
林さんは1週間程度で自宅へ戻れると考えていたが、結局すぐには戻れなかった。

両親が保険金詐欺で数億円を詐取していたこともあり、生活的には裕福だった林家。
林さんたち4人きょうだいは、自らの非行で児童相談所に入ってくるような子どもや、親に虐待されて育った子どもたちと暮らすことになる。

犯罪者の家族にだったら何をしてもいい、何を言ってもいい」と捉えた人たちから「生まれて初めて悪意のこもった暴力を経験した」と述べる林さん。
林さんはそれまで喧嘩をしたことがなかったため、いじめてくる子どもたちには勝ち目がなく、一方的かつ理不尽な暴力に曝され続けた。これには職員も見て見ぬふりだった。
さらに「ポイズン(=毒)」「サラブレッド(犯罪者2人の息子としての悪い意味)」というあだ名で呼ばれたり、ニキビが1つできるだけで「ヒ素の後遺症じゃないか?」と貶された。

長女の意志によって、きょうだい4人は全員同じ施設に来たが、児童相談所では男女別々の部屋になる。
そのため、長女と次女、三女は同じ時間を過ごすことができても、長男である林さんは部屋が違ったため、いじめの対象になりやすかった。

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2019年11月30日 7時30分 AbemaTIMES

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