19/11/30 14:24:16 25n9x4Ks9.net
※土日の政治スレ
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野党の視点から展望するため、私たちは、民主党政権の中核を担った4人にインタビュー。
立憲・安住「自民党内に有力なライバルがいないことと、野党が受け皿を作れなかったことだ」
無所属・野田元首相「野党がバラバラになって互いに足を引っ張っていることが一番大きな原因だ」
国民民主・前原「民主党政権の失敗が要因だ。民主党政権はひどかったという意識が定着してしまった」
国民民主・小沢「安倍政権に代わる受け皿がない。国民は政権をかえたくても選択する対象がない」
■民主党政権の失敗
4人はそろって、長期政権の要因は「自分たちの側にもある」とした。
支持する理由を聞いたところ、「他の内閣より良さそうだから」が半数近くの47%を占めた。
その一方、「実行力があるから」と「支持する政党の内閣だから」はそれぞれ16%にとどまった。
2009年8月、民主党は、衆議院選挙で戦後最多となる308議席を獲得して自民党に圧勝、政権交代が実現した。
鳩山政権発足直後の内閣支持率は72%、国民の期待を集めての船出だった。
しかし、民主党政権は、3年3か月後に幕を下ろすことになる。
民主党政権の最初のつまずきは、沖縄のアメリカ軍普天間基地移設問題をめぐる「迷走」だ。
当時の鳩山総理大臣は「最低でも県外」と主張。沖縄を中心に、国民の期待が高まった。
しかし、「腹案がある」としながらも、具体的な進展がないまま県外への移設を断念。
急速に求心力を失い、鳩山は9か月で、辞任を余儀なくされた。
政権末期の内閣支持率は、21%にまで下落していた。
2010年6月、総理大臣のバトンを受けたのは菅直人。菅内閣発足直後の支持率は61%。持ち直したかのように見えた。
しかし、菅総理大臣は、就任直後に消費税率の10%への引き上げに言及。
この発言などが影響して、民主党は、夏の参議院選挙で大敗した。
国会は、衆参両院で多数派が異なる、いわゆる「ねじれ」状態となった。
2011年3月、東日本大震災が発生。菅総理大臣の原発事故への初動対応にも批判が出た。
結局、2年続けて、総理大臣が辞任することになった。
■致命傷となった集団離党
国会議員50人が消費税率の引き上げに反発、党を飛び出した。小沢。
「国民との約束を破る消費増税を強行したことに反対して、最終的に離党したことは、何も間違っていない。
政治家として筋の通った行動であり、後悔もしていない」
「ただ、もっと野田政権自体に、いろいろな議論の中でなんとかできた要素はあったと思う。
(政策調査会長の)前原君が座長だったけれども、全然、意見がまとまらないうちに打ち切っちゃった。
それで党の決定だということにしちゃって」
当時の総理大臣、野田
「離党騒動などがあって、民主党政権はバラバラになったな、というイメージが強烈に残ってしまった。
小沢先生とは2回お会いして、なんとか説得してご理解いただこうと思ったが駄目だった。やはり、残念だった」
議論を打ち切った」と小沢に名指しされた前原
「反小沢と親小沢とで真っ二つに割れて。普通は、権力を握っていたら、権力の土台を壊すまでけんかはしない。
ただ、権力の土台を壊すまでけんかをしてしまった。今から考えると本当にバカげたけんかをしていた」
■執着心の欠如
国民民主・前原「政権を維持し続けるんだという、ある意味、政権に対する貪欲さ、権力に対する執着心が足りなかったのだと思う」
立憲・安住「民主党は、政権を維持していこうという執着心が欠けていた。その点、自民党は非常にしたたかで、
政権を維持したいという気持ちが、各議員に浸透している。その差が出ている」
国民民主・小沢「安倍総理大臣もそうだが、自民党は権力に対する執着心が非常に強い。
権力のためならまとまるというのが自民党の体質で、いまの与党と野党では大人と子どもみたいな違いがある。
政権には、そういうしたたかさや強さが必要だ」
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1スレの日時 2019/11/29(金) 11:56:30.99
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