【千葉・野田小4虐待死】行政のミスが連鎖 県検証委、報告書で児相批判「何としても守られるべきで、救える命だった」at NEWSPLUS
【千葉・野田小4虐待死】行政のミスが連鎖 県検証委、報告書で児相批判「何としても守られるべきで、救える命だった」 - 暇つぶし2ch1:ばーど ★
19/11/25 14:58:32.82 u9dBf7e89.net
 今年1月、千葉県野田市立小4年の栗原心愛さん=当時(10)=が虐待死した事件を巡り、児童相談所などの対応を調査していた県検証委員会は25日、報告書を公表した。一時保護の解除など一連の行政機関の対応は不十分かつ不適切だったと批判。「ミスがミスを呼び、リスク判断が不十分なまま保護が解除され、漫然と推移した末に痛ましい結果を招いた」と結論付けた。
 報告書は、身体的、性的虐待を把握していた児相は一時保護を解除すべきでなく、勇気を持って被害を訴えた心愛さんは「何としても守られるべきで、救える命だった」と強調した。
      ◇
 千葉県野田市立小4年の栗原心愛さん=当時(10)=虐待死事件を巡る県検証委員会の報告書の要旨は次の通り。
 【一時保護の決定】
 2017年11月7日、心愛さんの一時保護に際し、児相が父勇一郎被告に虐待の通告元や、保護の理由として心愛さんが家に帰りたくないと言ったことを伝えたことは不適切だった。
 【保護中の調査】
 心愛さんは同28日の児童心理司との面接で「夜中にパパに起こされ、急にズボンを下ろしてきた」と説明。12月13日に問診した精神科医は、勇一郎被告に口と鼻を手で押さえられて「息はできないだろう」と言われ、生命の危険もある状況だったとも指摘し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断。家族の同居は困難とした。
 【保護解除の判断】
 児相は12月27日の援助方針会議で、父方の祖父母宅での生活を条件に一時保護の解除を決定。会議は引き取りが前提で、安全に対する懸念が軽視された。心愛さんの気持ちや性的虐待を踏まえれば、この時点で一時保護を解除すべきではなかった。
 【解除以降の対応】
 18年1月15日、市教育委員会は勇一郎被告の求めに応じ、アンケート回答のコピーを渡した。心愛さんの安全を脅かす危惧があることは理解できたはずだ。
 児相は3月19日、勇一郎被告が以前示した「お父さんにたたかれたのはうそです」との手紙について、被告から指示されて書いたと心愛さんから聞き取った。心理的虐待と捉え、一時保護などを検討すべきだった。
 【その他の課題】
 市は早い段階でドメスティックバイオレンス(DV)が疑われる情報を得ていたが、DVに着目した支援がほとんど意識されていなかった。
 勇一郎被告は一貫して虐待を否定していたが、(緊急性の評価に使われる)リスクアセスメントシートでは「虐待に対する認知に改善が見られる」などの項目が「はい」となっていた。保護解除後に態度は一変しており、判断は皮相的だった。
 【提言】
 児相の人員増や研修を充実させる。児相や自治体の職員が高圧的な保護者へ毅然とした対応ができるよう、警察や弁護士との連携強化を図る。
 【おわりに】
 勇気を持って訴えた心愛さんは、何としても守られるべきで、救える命だった。ミスがミスを呼び、リスク判断が不十分なまま一時保護が解除され、在宅支援に際しても修正されず、漫然と推移した末に痛ましい結果を招いた。
(共同)
2019年11月25日 11時47分
URLリンク(www.chunichi.co.jp)


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