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今月24日にローマ法王が広島市を訪問するのを前に、警備で必要な無線や放送の中継を妨害する不法電波を見つける訓練が行われました。
この訓練は、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王が広島市を訪問するのを前に、警備の連絡で使う警察の無線などが妨害された際の対応を確認しようと、総務省中国総合通信局が行いました。
訓練は広島市中区の公園でテレビなどの中継が不法電波によって何者かに妨害されているという想定で行われました。
はじめに、職員が不法電波が出ている方角が分かる特殊な装置が積まれた車両に乗り込み、おおまかな方向を特定しました。
そして、電波を可視化する特殊なモニターで方角を確認してから、アンテナ型の専用機器をかざしながら、不法電波を発信している犯人役の職員を特定しました。
中国総合通信局では、ローマ法王が広島市を訪れる今月24日、平和公園周辺や空港などで不法電波が発信されていないか、監視することにしています。
中国総合通信局の首藤公志監視課長は「緊張感を持って監視し、電波の妨害が起きた際には、速やかに発信源を排除していきたい」と話していました。
2019年11月20日 14時19分
URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)
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