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米フィラデルフィア市警は26日までに、計16発の銃弾を浴びた27歳男性がその後、2マイル(約3.2キロ)の距離を自力で歩き、テンプル大学病院へたどり着く出来事があったと報告した。
「大きな奇跡」と驚いている。重傷だが、容体は安定しており、命に別状はない見通しだという。手術を受けたとも述べた。25日時点で男性から事情を聴けないでいる。
市警の報道担当者はCNNの取材に、男性は体の右側を5回、臀部(でんぶ)左側を2回、胸部上部を3回、左の前腕を3回、右肩、首の右側と右の前腕をそれぞれ1回撃たれてたと明かした。
事件は市内のケンジントン地区で25日早朝に起きたが、これほど撃たれた理由は不明。現場には大口径の銃の薬莢(やっきょう)が残されていたという。
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