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毒性の強い特定外来生物「ヒアリ」が東京港青海埠頭(ふとう)から拡散した恐れがあることを受け、政府は21日、首相官邸で関係閣僚会議を開いた。菅義偉官房長官は「これまでの事例とは次元の異なる事態の発生が確認された。わが国への定着を阻止するため、政府一丸となって取り組む」と述べた。
会議では、周辺に飛び立った女王アリが巣を作って定着するのを防ぐため、埠頭内全域に殺虫餌を設置するほか、周囲2キロ圏外の公園なども含め、ヒアリの有無を調べる方針を確認。全国の65港湾で調査状況を点検し、追加対応が必要な場合は11月までに講じることも決めた。
2019年10月21日11時51分 時事通信
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