19/10/15 12:06:48.48 MlMQQ6qZ9.net
脳内の神経細胞生成に成功
*ソース元にニュース画像あり*
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
岡山大学の研究グループは、マウスの脳の細胞に特殊なたんぱく質を作らせることで、
神経細胞に変化させることに成功したと発表しました。
脳梗塞などで、神経細胞にダメージを受けた患者の、新たな治療法の開発につながる
可能性があるとして注目されています。
岡山大学脳神経内科の山下徹講師らの研究グループは、マウスを脳梗塞にして、
失われた神経細胞周辺の細胞に、ウイルスを使って特殊なたんぱく質を作らせ、その後の状態を観察しました。
その結果、24日目には、神経細胞のもとになる「神経前駆細胞」に変化し、
52日目には、成熟した神経細胞になったことが確認できたということです。
脳内の神経細胞は、脳梗塞などでいったん失われると、その後、再生することはなく、
運動障害などの後遺症が残っても、これまで根本的な治療法はありませんでした。
今回の手法は、iPS細胞を使う場合に比べて、数週間という短期間で
新たな神経細胞を作り出せるほか、腫瘍化のリスクが低く、安全だとしています。
山下講師は「さらに研究を進めて安全性を確立し、脳梗塞の後遺症に悩む患者の、
役に立つ治療法の開発につなげていきたい」と話していました。
この研究成果は、イギリスの科学雑誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載されています。
10/15 10:21