19/10/02 19:25:24.79 cPBUjRgL9.net
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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住宅を真っ二つに断ち割るゴルフ練習場の巨大なポール。台風15号の被害を象徴する衝撃的な映像として、
記憶している方も多いと思います。被害を受けた住宅は少なくとも16棟。千葉県市原市の現場では発生から
3週間が過ぎた今もポールの撤去は始まらず、補償の見通しも立たないままです。その背景には何があるのでしょうか。
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10本以上もの巨大なポールが家の屋根を押しつぶした現場。死者が出なかったことが奇跡的と感じるほどの惨状です。
日常を奪われた被災者の中には、避難所やレンタカーの車内で暮らしたり、やむなく壊れたままの自宅に寝泊まりしている人たちもいます。
発生から3週間。復旧どころか、被害はむしろ拡大しているようにみえます。壊れた屋根から雨が入り、畳にはカビが生え、家財道具はずぶぬれに。
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2階建ての家の屋根にポールがのったままの湯浅健吾さん(29)の家では、被害が1階にも広がっていると、不安を募らせています。
ポール撤去に大きな壁
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9月26日。ポールの撤去に関する動きがありました。ゴルフ練習場側から依頼を受けたという解体業者が撤去作業の説明会を開いたのです。
参加した住民によりますと、業者からは工事を始めるには関係する住民全員の同意が必要なこと、そして工事には2か月ほどかかることが説明されました。
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さらに作業によって住宅が壊れても、解体業者は責任を負わないという説明もあったということです。
湯浅さんは「撤去作業で家がさらに壊れる可能性がある。その場合、ゴルフ練習場側が補償するという約束をしてもらわないと、
撤去作業への同意は難しいかもしれない」と話していました。
復旧に向けて早く撤去してほしいが、補償の見通しが立たない中、簡単には同意できないーーー被災者の苦悩は深まるばかりです。
“法的な補償はできない”
補償のめどが立たない背景には何があるのでしょうか。
9月19日、私が取材しているさなかに、湯浅さんの携帯電話が鳴りました。相手はゴルフ練習場側の弁護士です。
避難生活に使っているレンタカーやアパートの費用、住宅の補償はどうなるのか。
湯浅さんの問いかけに対し、弁護士は「任意でどこまでできるか検討する」としながらも「法的な責任として、補償はできません」という主張を繰り返しました。
ゴルフ練習場はなぜ「法的な補償はできない」と主張するのか。
国や地元の市原市によると、被災者への補償はポールが倒壊した原因によって変わるといいます。
1 ポールの構造に問題がなく、災害で倒壊したと認定された場合
→ ゴルフ練習場側の賠償責任は発生しない
→ 災害救助法などに基づいた公的支援で修理費用などの補助が受けられる
2 ポールの構造に問題があり、災害で倒れたと認定されなかった場合
→ ゴルフ練習場側の賠償責任が生じる可能性
→ 国の公的支援の対象にはならない
ゴルフ練習場側はポールの構造に問題はなく「災害によるもの」という考えから「法的な補償はしない」と主張しているとみられます。
市原市によりますと、今回のケースがどちらに該当するのかは最終的に国が判断することになりますが、判断が示される時期のめどは立っていません。
住民からは「自然災害だといって補償しないというのは受け入れがたい」とか「撤去費用は巨額に上り、ゴルフ練習場に支払い能力があるのか不安だ」
といった声があがっています。
日常を取り戻せる日は
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被災者が、以前の暮らしを取り戻せる見通しが立たないまま、時間だけが過ぎていきます。行政が事態の収拾により積極的に関わっていくことが求められます。
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1が建った時刻:2019/10/02(水) 15:05:45.93