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9月9日に台風15号が関東地方を直撃し千葉県内を中心に大規模停電が発生するなど市民に多大な影響を及ぼした。
被害が拡大しているなか千葉県の元俳優・森田健作知事が被災時に対応が遅かったことや甘かったことが次々と明らかになり猛烈な批判にさらされている。
一端を示すと、千葉県が有事の際の基本となる「対策本部」を設置したのは台風が直撃した翌10日。県が市町村に職員を派遣したのは12日。
被災地を森田知事が初めて訪れたのが14日と、対応が後手後手に回った。
千葉県在住で自らも被災したタレントの坂上忍は、ワイドショー「バイキング」(フジテレビ系)内で「ものすごい他人事。知事の顔が見えない。県の責任が重いと思う」とコメント、多方面から知事へ怒りの声が噴出している。
「もともと森田知事は人気先行で当選したタレント政治家です。これまで2009年から知事職に就いていますが、仕事を役人に丸投げすることで有名で、これといって実績はありません。
選挙戦でも政策を語れないため、討論会にはほとんど出席しません。元芸能人ということで、声の大きさ、発信力だけが取り柄といったところでしょうか」(全国紙の記者)
今回の台風被害の対応の遅さで被災者、千葉県民の怒りは頂点に達した。森田知事は「混乱のなかでいろいろな問題がでてきた。誰が悪いこれが悪いではない」と弁明しているが