【民族】「国民であっても日本人ではない」という帰化人のアイデンティティーの葛藤 帰化人はしょせん移民?at NEWSPLUS
【民族】「国民であっても日本人ではない」という帰化人のアイデンティティーの葛藤 帰化人はしょせん移民? - 暇つぶし2ch1:樽悶 ★
19/09/12 23:49:34.85 pWKoS+Qv9.net
<日本とは違う民族的ルーツをもつ新しい日本人である「帰化人」を、日本社会は受け入れる心構えがない>
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しかし、国籍を取得することと、日本人になれることは別もののようだ。正確にいえば、国籍を取ったとしても、社会から日本人の1人として見られる、または認められることはまずない。もちろん法律的には、国籍を取得した時点で日本国民に与えられる全ての権利と義務を持つようになるが、最終的には、外国人扱いはなくならない。これは私が行った調査の一部であるが、「日本の国籍を取ったら日本人になれますか」と日本の18~21歳の若者400人に尋ねたところ、95%以上は「日本人ではない」と答えた。「外国人」と「日本人」の線引きが国籍でないとなると、何になるのだろうかと疑問を持ってしまう。回答では「外国人なのか、または日本人なのか」の判断基準は、外見と氏名だと答えた人が多かった。
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一方で、帰化人には帰化人特有の悩みがある。生まれた国と暮らしている国の2つの文化が錯綜する、アイデンティティーの葛藤である。自分のルーツを大切にしたいという思いと、特別な愛情を抱いている、帰化した国への帰属意識との間の葛藤。心理学者である岡本祐子氏は、「自分は家族の一員であるという感覚が、斉一性と連続性を持って自分自身の中に存在し、またそれが他の家族成員にも承認されているという認識」を家族アイデンティティーと定義している。これを帰化人で考えてみると、家族アイデンティティーが形成されていない、つまり日本を自分の家族と考えて暮らしているが、日本の社会からは家族とみなされない。「25年が過ぎた今も、いつになったら日本という大家族の一員として受け入れられるのだろうか?」と私は心の中で思うことがある。
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一方、日本国籍取得後も「アラブ系日本人」「中国系日本人」「韓国系日本人」に対して、一般の日本人が不安と困惑を隠せないのが現実である。日本とは違う民族的ルーツをもつ新しい日本人である「帰化人」を、日本社会が受け入れる心構えがないなか、今後の日本の移民政策、そして外国人受け入れ施策の行方はどうなるのだろうか。また、世界の多くの国では生まれた地の国籍を与える出生地主義であるが、日本の場合は血統主義である。日本も生地主義にすべきだとの声も上がっている。つまり、国籍は天から与えられるものではなく、人間が付与するものだという認識へのシフトが必要だ。
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移民の結果である帰化人はどこで生活しようが、しょせん移民なのだ。私はその現実をしっかり理解し、人生を送っていくしかない。(アルモーメン・アブドーラ 東海大学・国際教育センター教授)
9/12(木) 18:52配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


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