【茨城】古文書、ネットで散逸 震災契機に出品増加傾向 専門家、ばら売りに警鐘 「研究の妨げになる」at NEWSPLUS
【茨城】古文書、ネットで散逸 震災契機に出品増加傾向 専門家、ばら売りに警鐘 「研究の妨げになる」 - 暇つぶし2ch1:樽悶 ★
19/09/07 16:06:34.90 c6/sTgWd9.net
オークションサイトには水戸藩に関する古文書の出品もある
URLリンク(amd.c.yimg.jp)
歴史を伝える古文書などの貴重な史料が、インターネットのオークションサイトで頻繁に売買されている。水戸藩に関する文書や書簡なども取引され、新発見の史料が世に出る場合もある。一方で、出品者や落札者がサイトでばら売りするケースも目立ち、茨城県立歴史館の石井裕・主任研究員(42)は「本来ひとまとまりの史料がばらばらになると、研究の妨げになる」と史料の散逸に警鐘を鳴らしている。
匿名で気軽に出品・購入できるオークションサイトは、インターネットの普及とともに、古文書の主な売買の場として台頭した。古書店も調達の手段としてサイトを活用するほか、史料を相続した所蔵者が処分に困り、まとめて出品するケースが増えた。その傾向は2011年の東日本大震災以降に加速。専門家は「大震災の影響で保管先の蔵などが壊れ、史料を手放す所蔵者が増えた」とみる。
ネットオークションでの売買が活発になり、眠っていた貴重な史料が見つかった例もある。2017年に東京大史料編纂(へんさん)所の研究者が羽柴(豊臣)秀吉の書状を落札。この書状は、織田信長が中国地方を支配する毛利輝元を攻めた「中国攻め」の際、1577年に秀吉から播磨(兵庫県)の武将・間嶋兵衛尉(まじまひょうえのじょう)に宛てたもので、筆跡や内容から本物と鑑定された。これにより播磨国調略の具体的な内容が初めて明らかになった。
一方で、史料がインターネットの波に消えている実情もある。約3年前、幕末水戸藩の政治を知る上で重要な人物とされる中級藩士・小瀬弥一衛門(おせやいちえもん)に関する書簡などが段ボール1箱で出品され、十数万円で落札された。史料はその後、ばら売りされ、1通1万円前後で全国に散逸した。
日立市在住の郷土史家・内田正人さん(66)は、水戸藩に関係する史料の散逸を懸念し、14年前からサイトを見守っている。内田さんは主に藩士や藩医に関する史料を収集。1日に1回は出品状況を確認し、これまでに約400点を落札した。
内田さんは「一通り研究した後は(公的機関に)寄贈したい。行政が主体となって郷土の史料をきちんと集め、誰もが閲覧できる環境をつくってもらいたい」と期待を込める。
石井主任研究員は「史料は一つにまとまってこそ意義がある。散逸を防ぐには、研究機関と所蔵者とのネットワークづくりや地道な啓発活動が必要になる」と話している。(勝村真悟)
9/6(金) 7:00配信
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


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