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△白だしさっと煮だ
「統一日報」は日本で発行されている韓国の保守系新聞だが、昨年8月15日付で興味深い記事が掲載された。
「反日種族主義を克服せよ」という小見出しの、李栄薫(イ・ヨンフン)・李承晩学堂校長の建国70周年インタビューである。
以下は、記事の冒頭に掲載されたリード文である。
「大韓民国が建国されてから70年が経ったが、韓半島に初めて出現した近代国民国家の建国史について日本語で書かれた本は、意外に少ない。
李栄薫前ソウル大学教授が執筆し、和訳された『大韓民国の物語』は、一般人にもわかりやすい代表的な本だ。
経済史学者として国内外に知られる李教授は、定年退職後『李承晩学堂』と『李承晩TV』を設立し、現代史を国民に広く教える活動をしている。
ソウル中心部に近い南山の李承晩学堂を訪ね、建国70年を迎える大韓民国の成功と繁栄、そしてここ20年間の韓国社会の停滞の原因を分析し、今後の課題について聞いた。
大韓民国の正常化と韓日関係の発展に対する李校長の提言を紹介する」(インタビュアー=洪榮・本紙編集主幹)
以下は、インタビューに対する李校長の回答の一部を抜粋し要約したものである。
「今日の韓国を築き上げた最も重要な出来事は、韓日国交正常化とそれに続く輸出主導の工業化政策だったと思います。
それ以前は、輸出を通じて国家経済を建設するというそんな発想はありませんでしたからね。
それが可能になった理由は、日本との国交正常化を通して高級素材や中間材、それに技術が入ってきたためです。
日本からそれらを導入したので、国際市場で売れるものを生産できたのです。
つまり、日本との協力関係を通してのみ輸出主導の工業化が可能だったということです。
輸出主導の工業化時期に出来上がった日本と韓国経済の関係は、主要部品や素材、中間材を日本から輸入している点では今も変わりありません。
韓国第1の輸出品は半導体ですが、半導体を100輸出するためには、15程度の日本の高級部品を輸入しなければなりません。
鉄鋼も石油化学も同じです。
高級部品と素材に関する限り、日本からの輸出はますます需要が高まっています。
このような状況なのに、日本との協力関係を意図的に中断し、葛藤を増幅させる政策をとる、こういう精神状態が最大の問題です。
建国70年を迎えて、そういう点を、われわれは一日も早く克服すべきで、それが当面最も重要な課題だと思います。
李承晩TVは近いうちに、『反日種族主義を突破しよう』という講座を始めます。
韓国の民族主義はまともな民族主義ではありません。反日種族主義です。
韓国の民族主義は、健全な意味で国民を一つに統合し共和主義と民族主義を成熟させるような民族主義ではなく、本質的に反日種族主義と言えます。
大きな国、米国や中国に対しては非常に従属的で、依然として事大主義的です。
これが韓国の政治、社会、文化、経済の首を絞めている革新的な部分だと思います。
これを突破、打破しなければ、韓国は再び歴史の舞台から周辺部へ落ちると思います。
この閉鎖的な反日種族主義をいまだ打破できずにいるのが、建国70年を暗くする最も重要な要因だと私は考えています」
今起きている過去最悪の日韓関係のありようが、1年前の時点で的確に暗示されていたことになる。
韓国の輸出主導の工業国としての発展は「漢江の奇跡」と呼ばれたが、韓国の経済発展の原資は、1965年に締結された日韓基本条約で日本側が経済協力金として支払った無償資金3億ドル、有償資金2億ドル、民間からの商用借款3億ドルで、合計金額は当時の韓国の国家予算(3.5億ドル)の2倍以上にあたる約8億ドルであった。
韓国側が要求した個人への補償金は無償資金3億ドル(約1080億円)の中に含まれていたが、韓国政府が個人に支払った補償金の総額は当時の日本円で約58億円で、これは3億ドルの5.4%にすぎず、韓国政府は経済協力金の大部分を工場建設などのインフラ整備に投資した。
しかも、その事実は2009年8月の情報公開で明らかになるまで、韓国の国民にはまったく知らされなかった。
国民に情報を隠し続けた歴代韓国政府の罪は重い。
記事のなかで予告されていた「李承晩TV」による「反日種族主義を突破しよう」という、連続45回に及ぶネット講座は昨年12月から開始され、動画はYouTubeでも広く拡散されて大きな反響を呼んだ。
それは、日本統治時代を知らない韓国人が初めて聞く話だったからだ。
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