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パラシュート開かず、1500M下の森に激突も助かる
2019.08.17 Sat posted at 17:34 JST
(CNN) カナダ・ケベック州の警察は17日までに、スカイダイビングに興じていた30歳の女性のパラシュート2個が開かず、5000フィート(約1524メートル)以上落ちて森林地域に激突したものの命拾いする一幕があったと報告した。
脊椎(せきつい)を含む複数の骨折を負ったものの、命に別条はないという。
女性のパラシュートなしの降下の目撃者は地元のCNN系列局CBCに、「彼女は誰よりも速く落ちていた」と証言し、助かったことは「奇跡」と驚いた。
騒ぎは同州トロワリビエール近くで10日に発生。女性は予備用を含めパラシュート2個を装備していたが、共に開かなかった。
トロワリビエールの警察によると、女性はこれまでもスカイダイビングの経験がある。パラシュートが開かなかったことに事件性があるのかを捜査している。
スカイダイビングに伴うけがはほとんど発生していない。米国のパラシュート協会によると、昨年を見ると負傷はスカイダイビング1536回のうちの約1回の割合で起きていた。全てのスカイダイングの中での比率は0.07%だった。