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韓国、軽空母建造へ F-35Bを16機搭載 いずも改修に対抗か?
NewSphere Aug 8 2019
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揚陸艦「独島」|Republic of Korea Armed Forces / flickr
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韓国軍は7月12日に開かれた幹部級の打ち合わせの場において、3万トン級軽空母の建造を推進すると決定した。短距離離陸・垂直着陸機(STOVL)の搭載能力を持ち、F-35Bを導入するとの見方が濃厚だ。日韓関係が微妙な情勢に差しかかるなかで、日本が保有するいずも型の「空母化」計画に対応する動きとして注目を集めている。
◆韓国既存艦の1.5倍のスケール
新型艦はヘリコブターが離着陸する能力を持つことから、ヘリコプター揚陸艦(LPH、ランディング・プラットフォーム・ヘリコプター)に分類される。朝鮮日報によると、韓国の既存のLPHと比較するとおよそ1.5倍の規模となる。韓国のLPHとしては独島と馬羅島の2隻が存在するが、新造艦は排水量3万トン規模となり、排水量1万9000トン級という既存2艦の規模を大幅に上回る。日本が保有するいずも型護衛艦の排水量2万6000トンと比較してもやや大きい数字だ。建造予定の軽空母は、16機のSTOVL、3000人の兵士、20台の上陸用装甲車を輸送する能力を備える。
◆F-35B艦載か
搭載されるSTOVLの候補としては、米ロッキードマーティン社が中心となって開発したステルス戦闘機「F-35B」が有力視されている。ディプロマット誌(7月26日)は、韓国が独自でSTOVLの開発に出ることは考えにくいとした上で、F-35Bを調達するものと予測している。すでに韓国はF-35Aを導入している。
韓国政府が出資する研究機関では、すでにF-35B調達に向けた先行調査が始まっているようだ。ディフェンス・ニュース誌は、早ければ今年9月にも調査結果が公表されるという観測筋の情報を伝えている。現状では2案が比較検討されており、購入予定のF-35Aの一部を同Bに振り替えるか、または全体の購入数を20機増加させるかのシナリオが候補に挙がっているという。
◆日本の「いずも」型を意識
今回の軽空母計画は、日韓関係が悪化しつつあるタイミングで報じられた。そのため、日本側の計画に対抗する動きではないかとの見方が広まっている。ディフェンス・ニュース誌は、いずも型のヘリコプター搭載護衛艦2隻にF-35B搭載能力を持たせるという、日本側の改修計画と対比させている。
さらには、緊張が高まる中国を意識したとの指摘もある。米ナショナル・インタレスト誌(7月23日)は「(軽空母は)韓国海軍が、その主なライバルである中国と日本の艦隊に対抗する一助になるだろう」と分析する。
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ディプロマット誌は新造の判断が「日本との緊張が高まる時期に出された」と指摘した上で、このタイミングでの発表は「第二次大戦をめぐる日本との緊張が高まっている事態と、不穏に共鳴する」と述べている。ただし威信を賭けた競争といったレベルに留まり、それ以上の事態には発展しないのではないかとの見方だ。また、今回の決定を日本側は静観するとの認識も同誌は示している。ここ数ヶ月で外交問題が持ち上がっているが、それにもかかわらず「日本は韓国を深刻な安保上の脅威とみなしていないようだ」と同誌は述べている。
いずれにせよ日本のいずも型を意識した動きだというのが、各誌共通の見解となっている。
前スレ(★1のたった日時:2019/08/12(月) 20:30:56.87)
【竹島】韓国、軽空母建造へ F-35Bを16機搭載 日本のいずもに対抗か?米外交専門誌「日中の艦隊に対抗する一助になるだろう」
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