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2019年8月7日 8時14分
産経新聞
【モスクワ=小野田雄一】ロシアのモルグロフ外務次官は6日、上月豊久(こうづき・とよひさ)駐露大使を同省に呼び、メドベージェフ首相による北方領土・択捉(えとろふ)島訪問やロシア軍が国後(くなしり)島周辺で実施している射撃訓練に対する日本政府からの抗議について、「ロシアへの内政干渉に極めて近い」と抗議した。
露外務省が同日、発表した。
露外務省はホームページ上に同日掲載した声明で、「島は第二次世界大戦の結果として合法的にロシア領となった。島でのロシアの経済的・軍事的活動に関する日本政府のコメントは内政干渉の試みに極めて近い」などと主張した。
一方、在露日本大使館によると、モルグロフ氏の抗議に対し、上月氏は「露首相の北方領土訪問は日本の立場と相いれず、国民感情を傷つける。射撃訓練は北方領土でのロシアの軍備強化につながり、容認できない」などと反論した。
露外務省はまた、北方領土のロシア人住民と日本人の元島民らが相互に行き来する「ビザなし交流」をめぐって日本側参加者に違反行為があり、強い抗議を伝えたとも発表。これについて同大使館は「事実関係を調査中だ」としている。
メドベージェフ氏は3日、北方領土を4年ぶりに訪問し、現地の水産物加工場やインフラ建設現場などを視察。5日には極東地域を管轄するロシア軍の東部軍管区が国後島周辺などで射撃訓練を開始した。これに対して日本政府はロシア政府に抗議していた。
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