19/07/20 21:15:33.05 RAOi6mYF9.net
今回の参院選は「山本太郎の勝ち」である。それは候補者としての勝ちではない。
れいわ新選組の“プロデューサー”としての「勝ち」だ。これは山本が落選しても揺るがない。以下、理由を並べる。
まずは党名。山本は4月に「れいわ」の結成を発表したが、総務省への届け出は4月1日。
菅官房長官が新元号「令和」を発表した当日だ。日本では、既存の政治団体と同じ名前の団体は登録できない。
誰よりも早く届け出ることで、新元号にあやかろうとする他の勢力の動きを封じ込めた。
続いては、有権者を巻き込む戦略だ。山本は結党会見で「候補者を何人擁立するかは、皆さまの寄付額で決めます」と全国に寄付を呼びかけた。
ファンを巻き込む手法はAKB総選挙に似ている。支持者は「推しメンを育てるために寄付しよう」と考える。
山本は誰もが当事者として参加でき、結果を楽しみにする仕組みを作っている。
その結果、寄付額は公示前までに2億5000万円を突破。街頭演説の会場でも寄付者の列ができた。
高額寄付は少ないが、少額寄付で波紋を広げ、3億円以上を集めている。こうした寄付者は選挙で大きな力になる。
単なる支持者とは本気度も活動量も違う。その熱が、さらに渦を広げている。
生きづらい日本の象徴である「当事者」を擁立したことも大きい。
ほぼ無名の新人ばかりを立てる発想は、従来の永田町にはなかった。有権者はますます「政治は自分たちのもの」という当事者意識を刺激された。
比例で優