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【アラビア語で読む「はだしのゲン」】原爆の恐怖、中東に広める元留学生 - 暇つぶし2ch1:みつを ★
19/07/18 23:51:58.30 a9Rm2NDP9.net
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アラビア語で読む「はだしのゲン」 原爆の恐怖、中東に広める元留学生 
2019.07.18
内戦やテロなど争いが絶えない中東。激しい対立の果てに核兵器などの大量破壊兵器が使われる恐れも指摘されるが、広島や長崎が被った被害はほとんど知られていないという。原爆のむごさを描いた故・中沢啓治さんの漫画「はだしのゲン」をアラビア語に翻訳しているエジプト・カイロ大学教授のマーヒル・エルシリビーニー氏に、その思いを聞いた。(聞き手・北川学)
―イスラム教徒が多い中東で、紛争が多発しています。なぜでしょうか。
聖典コーランに書かれている「教え」と、人々の「行い」には違いがあります。コーランに100%従おうとする人もいれば、全然従わない人もいる。教えを正しく理解している人も、そうでない人もいるのです。
そこで問題になるのがテロリストです。彼らは、異なる考えの人を排除するような偏狭な思想を持つ宗教指導者たちから影響を受けています。エジプトでは2016年7月から、モスクでの説教の内容が全国で統一されました。それまでは、誰でも好きなことを言うことができましたが、これが「テロの温床」になるとの懸念が強まったのです。
過激な思想を生み出さないためにも、しっかりとした宗教的な知見に基づいたスピーチに改めたことには意味があります。ただインターネットを見ていると、おかしな主張をする人はまだいます。「外国人と一緒にお祭りを祝うことは許されない」とか。残念なことです。
―そんな状況で、「はだしのゲン」を広める意義は何でしょうか。
核兵器の恐ろしさを伝えることに尽きます。10年に始まった「アラブの春」の後、中東で混乱が続き、私はとても心配しました。エジプト、リビアなどで政権が倒れ、イスラム過激派のテロリストの動きが活発化。あちこちでテロが起きました。彼らが核物質や化学兵器を手に入れたら、本当に使うかもしれないと思ったのです。実際、1980年代のイラン・イラク戦争では毒ガスが使われ、内戦が続くシリアでも化学兵器が使用されています。
「はだしのゲン」は原爆による被害だけでなく、生き残った人々に与える身体的・精神的な影響、被爆者への差別といった問題を投げかけています。いま世界に存在する核兵器は、広島で使われた原爆よりもさらに威力が大きい。そんなものが使われたらどうなるのか、中東の人たちは気づいていません。
―エジプトでは原爆の被害が知られていないのですか。
残念ながら、学校などで教えておらず、多くの人が知りません。私も習った記憶はありませんし、私の娘も同じです。地理的に日本から遠いのも理由の一つかも知れません。ぜひ教科書に書くべきです。
(リンク先に続きあり)
アラビア語に翻訳した「はだしのゲン」を手にするマーヒル・エルシリビーニー教授=北川学撮影
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