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「全く知らない人に切られた」被害の男子生徒 埼玉県蕨市
2019年7月17日 4時08分
16日、埼玉県蕨市の住宅で17歳の男子高校生が首を刃物で切られてけがをした事件で、男子生徒が「全く知らない人に切られた」と話していることが捜査関係者への取材でわかりました。
16日午前３時半ごろ、埼玉県蕨市の住宅でこの家に住む17歳の男子高校生が首を刃物で切られるけがをし、警察は現場から逃走した男が切りつけたとみて、殺人未遂の疑いで捜査しています。
男子生徒は２週間程度の入院が必要な状態ですが命に別状はないということです。その後の調べで男子生徒が「全く知らない人に切られた」と話していることが捜査関係者への取材であらたにわかりました。
また、男子生徒の父親は、20代から30代くらいの刃物を持った男が２階から階段で１階に下りて玄関から逃げるのを目撃していますが、警察の調べに対し「男と面識はない」と話しているということです。
一方、男子生徒の部屋に物色されたあとはなかったということです。
これまでの調べでベランダには家族以外の足跡があり、２階の窓の鍵はかかっていなかったということで警察は２階から侵入した男が男子生徒に切りつけたとみて周辺の防犯カメラを分析するなど行方を捜査しています。
近所の女性「戸締りに注意したい」
近くに住む65歳の女性は「半年くらい前に引っ越してきて家族３人であいさつに来てくれたがとても礼儀正しい家族だと感じました。犯人がまだ捕まっていないので戸締まりに注意したいです」と話していました。