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さいたま市立南浦和中学で昨年8月、1年の男子生徒(当時13)が自殺した問題で、所属するバドミントン部の30代の男性顧問による部員たちへの暴言などが相次いでいたことがわかった。市教育委員会は「不適切な行為」と認めたものの、自殺に影響した可能性について、「そうした認識は持っていなかった」としている。
「顔も悪い」「運動神経も悪い」―。昨年12月、学校が全校で実施した部活アンケートでは、バドミントン部顧問による暴言の数々が報告されていた。
市教委によると、顧問は昨年5月にも部の保護者会で、「子どもの人格を否定する発言があった」などとして顧問交代を求められたほか、同6月の別のアンケートでも「子どもの胸ぐらをつかんだ」と訴えた生徒がいた。顧問も「きつい口調があった」などと認め、校長が口頭注意していた。
生徒の自殺直後、市教委はこう…残り:271文字/全文:625文字
2019年7月3日09時18分 朝日新聞デジタル
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