19/06/29 21:30:42.15 DThv8cHW9.net
「Fランク」専門学校が廃校危機~定員割れ大学よりも高リスクの理由
大学はFランクだ、定員割れだと叩かれやすい
先日、愛知県のとある私立高校で講演した際、生徒の質問アンケートに
「Fランク大学に進学しても就職できますか?」
など、Fランク大学についての記述が数人いました。
このことは高校生も含めて、Fランク大学についての不安感が一般化している
ことを示します。
Fランク大学に限らず、定員割れ、就職氷河期など何かにつけ、大学というのは
バッシングされやすい存在です。
付言すると、バッシングの一環でよく使われる「冬の時代」は、今から
約30年も前、1992年に読売新聞が記事見出しで使いました。
(1992年10月2日夕刊「大正大学から仏教学部が消える、”大学冬の時代”到来?」)。
同年には大学の校数は523校、大学進学率(浪人を含む)は26.4%です
(短大を含むと38.9%)。
それが2018年現在はどうでしょうか。大学数は782校、大学進学率は53.3%
(短大を含むと57.9%)とそれぞれ上昇していいます。
「冬の時代」と言いつつ、廃校した大学はわずか15校しかない(吸収・統合に
よる廃校は除く/募集停止となり現存する福岡国際大学を含む)。
その一方で259校も増加しています。
ところが大学バッシングはそういうデータには見向きもしません。
ともすれば感情的になりがちです。
2018年2月には伝統あるビジネス週刊誌の週刊東洋経済が学校法人会計の
誤解から、国際基督教大学・創価大学・玉川大学なども「危ない」と断じる、
大誤報記事を掲載しました。
どの辺が大誤報だったかは、2018年2月28日Yahoo!ニュース個人記事
「週刊東洋経済『危ない私大』記事・ランキングを徹底検証~不快感示す
大学、東経記者は否定」にまとめましたのでそちらに譲ります。
(以下、ソース元にてご確認ください)
石渡嶺司 | 大学ジャーナリスト(6/29(土) 16:50)
URLリンク(news.yahoo.co.jp)