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十日町「星峠の棚田」マナー守って
観光客の迷惑行為に住民訴え
大小約200枚の棚田が広がる新潟県十日町市峠。「星峠の棚田」と呼ばれ、全国から多くのアマチュアカメラマンや観光客が、美しい風景を求めて訪れる、人気スポットだ。しかし近年は無断で農地に入り踏み荒らすなど、迷惑行為ばかりが目立っている。住民は「ここは生活の場。観光地ではない。マナーを守ってほしい」と訴えている。
5月の週末の早朝、棚田を見下ろせる畑に、三脚を手にしたカメラマンが続々と入っていった。手前には「私有地のため、あぜや畑に入らないで」と書かれた看板があるが、躊躇(ちゅうちょ)する様子はみえない。畝の上に堂々と三脚を立てる人も。狭い道には路上駐車の列ができた。
「星峠の棚田」で知られる同市峠は、30世帯約50人が住む小さな集落だ。そこに、2018年度は過去最高の約4万3千人(市まとめ)が訪れた。春から初夏にかけて、水が張られた様子から、棚田が「水鏡」と呼ばれる時期は特に人気だ。今年の5月の連休中には1日千人が押し寄せたという。
連休のさなか、深夜に細い山道をバックで上っていた車が約15メートル下の棚田に転落。運転していた男性が死亡する事故が発生した。昨年も同じ場所で転落事故が起きた。この田はオイル漏れから作付けできなくなり、土を入れ替えたばかり。事故発生時は田植えの直前だった。
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