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2019年6月14日 6時30分
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日本が世界に誇る名峰「富士山」。ユネスコ世界文化遺産に登録され、国内外から多くの観光客が訪れる日本一高い山だが、かつて大噴火を何度も起こしてきた活火山であることは忘れられがちだ。最後の1707年に発生した「宝永噴火」では、噴火が16日間も断続的に続き、火山灰は遠く房総半島にまで達した。雪のようにも見える白い火山灰は10日以上も降り続き、外は昼間でも薄暗くなったそうだ。
そんな富士山が、宝永噴火から300年以上経った現在、いつ噴火してもおかしくない「スタンバイ状態」に入っているという。そう警鐘を鳴らすのが、本稿で紹介する『富士山噴火と南海トラフ 海が揺さぶる陸のマグマ(ブルーバックス)』(鎌田浩毅 /講談社)だ。本書を読むと、火山学の第一人者として富士山を長年見続けてきた著者が、なぜ今のタイミングで、富士山の噴火を懸念しているのか理解することができる。
■東日本大震災で富士山の状況が一変
富士山は噴火を繰り返して現在の高さになった「活火山」だが、江戸時代から令和を迎えた現在まで300年以上にわたって平静を保ってきた。しかし鎌田氏によると、2011年の東日本大震災によって、富士山の状況は一変したという。
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