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◆ 農水省元事務次官「川崎の事件見て息子も危害加えるかも」
東京 練馬区の住宅で農林水産省の元事務次官の76歳の父親が44歳の長男を刺したとして逮捕された事件で、父親は川崎市で51歳の男が小学生らを包丁で殺傷した事件を受けて「川崎の事件を見ていて自分の息子も周りに危害を加えるかもしれないと不安に思った」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかりました。
NHKニュース 2019年6月3日 11時21分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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◆ 「運動会うるさい」騒ぎ始め…書き置きに「殺すしかない」
東京都練馬区の民家で起きた殺人事件で、無職の長男(44)を刺したとして、殺人未遂容疑で逮捕された元農林水産省事務次官の熊沢英昭容疑者(76)が調べに対し、「周囲に迷惑をかけてはいけないと思い、長男を刺した」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。
日常的に家庭内暴力を繰り返していた長男を「殺すしかない」と記した書き置きも発見され、警視庁練馬署は、熊沢容疑者が将来を悲観して事件を起こしたとみている。
発表によると、熊沢容疑者は1日午後3時半頃、自宅で、同居する長男の胸などを室内にあった包丁で刺した疑い。
長男は搬送先の病院で死亡が確認され、練馬署は容疑を殺人に切り替えて調べている。
捜査関係者によると、長男は以前、別の場所で暮らしていたが、最近になって実家に戻っていた。
仕事はせず、自宅に引きこもって、長時間、インターネットをしていたという。
近所の住民も姿を見たことがなかった。
熊沢容疑者は調べに対し、長男を刺したことを認めた上で、「長男から日常的に暴力をふるわれていた」と供述。
妻も長男から暴力を受けていたといい、自宅からは「息子を殺すしかない」などと記された熊沢容疑者の書き置きが見つかった。
事件当日は近くの小学校で運動会が行われていたが、長男が「うるさい」と騒ぎ始め、熊沢容疑者と口論になったという。
練馬署は、家庭内暴力で精神的に追い込まれていた熊沢容疑者が、口論をきっかけに長男を刺したとみて、詳しい経緯を調べている。
読売新聞 2019.06.03 09:06
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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