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2019.05.31 Fri posted at 12:00 JST
ワシントン(CNN) 米アリゾナ州のルーク空軍基地上空でこのほど、F35戦闘機が男性器に似た航跡を残す出来事があった。米国では以前にも軍用機が空に男性器を描く事例があったが、空軍は30日の声明で、今回の航跡は偶然の産物だったとしている。
この出来事が起きたのは28日の訓練中。F35の操縦士はうっかり男性器の形の飛行機雲をつくり出してしまい、画像を見たソーシャルメディアユーザーの間で騒ぎとなった。
しかし過去の事例とは異なり、基地関係者は、今回の航跡は偶然の産物だと主張。空中戦演習中の通常の飛行機動の結果できたものだとした。
基地報道官がCNNに語ったところでは、第56戦闘航空団の幹部が記録を調べたところ、F35は訓練中の戦闘機として標準的な機動を取っていた。「訓練飛行中に不正もしくは不適切な行動はなかった」としている。
F35は軍用機の未来を担う機種として評価されており、ステルス能力と超音速飛行性能、極めて優れた機動性、最先端のセンサー融合技術を兼ね備える。
意図的か否かにかかわらず、F35が絡む今回のような出来事は初めて。
軍航空関係者の間では近年、こうした航跡を描くのが一種の流行になっている。2017年には、ワシントン州オカノガン郡上空に意図的に「ひわいな模様」を残したとして、海軍の航空機乗組員が処分されていた。
URLリンク(www.cnn.co.jp)
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