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毎日新聞 2019年5月26日 14時35分(最終更新 5月26日 15時48分)
トランプ米大統領は26日午後、安倍晋三首相と千葉県茂原市のゴルフ場で昼食をとった後、ツイッターに「日本との貿易交渉で大きな進展があった。農産品と牛肉は大変な影響がある。7月の(参院)選挙の後、大きな数字を期待している」と投稿した。ゴルフのプレー中や昼食時に安倍首相と日米貿易問題について協議した可能性がある。
日米両政府は4月に貿易協定の締結に向けた交渉を開始し、早期合意を目指す方針で一致。安倍政権は米国に対する農産物関税の削減・撤廃で農家が動揺し、7月の参院選に悪影響が及ぶことを懸念し、参院選後の交渉妥結を目指していた。
米国を除く環太平洋パートナーシップ協定(TPP)が発効したため、米国産農産品の日本への輸出が不利になっており、米国は日本の農産物関税の早期撤廃を要求している。一方、米国は自動車関税の撤廃に難色を示しており、貿易交渉は日米の意見対立が続いている。
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