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「あしなが育英会」(東京都)が京都市内で進めているアフリカ遺児向けの教育施設整備計画で、3月に閉校した向島二の丸小(伏見区)跡地が建設候補地に挙がっていることが分かった。同会が市に土地の貸与を求めており、市も検討を始めた。地元住民の意見を踏まえて年内にも決定し、2021年4月のオープンを目指す。
同会の構想では、毎年アフリカ49カ国から1人ずつ選抜された計49人を1年間寄宿舎で受け入れた上で日本語や英語といった語学や礼儀作法などを教え、日本の大学などへの進学を後押しする。同会から奨学金を受けている日本の大学生約30人も寄宿し、国際交流を図る。
また、アフリカの生活や文化に関する展示スペースを設け、地域住民にアフリカに対する理解を深めてもらう。留学生と地域住民、中国やインドなどの青少年が交流できるスペースも確保する。
また、京阪神の大学に通う遺児を対象とした教育塾兼寄宿舎「心塾」も併設する方針。実現すれば、全国で3カ所目となる。
同会はこれらの施設について、向島二の丸小の既存校舎や体育館などを活用して整備したい考えだ。すでに地元住民らに検討案を示している。工藤長彦理事は「地域住民と積極的に交流し、国際理解の促進に努めたい」と話している。
同会は病気や災害などで親を亡くした国内外の子どもを支援する非政府組織(NGO)。今回の計画は、2014年からアフリカの遺児を世界の一流大学に進学させる「アフリカ遺児高等教育支援100年構想」の一環として取り組んでいる。
京都新聞 4/30(火) 19:01
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