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ロシアのプーチン大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン（金正恩）朝鮮労働党委員長との初めての首脳会談が、ロシア極東のウラジオストクで行われ、北朝鮮の核問題などをめぐって突っ込んだやり取りが行われているとみられます。
ロシアのプーチン大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長との初めての首脳会談は日本時間の午後１時すぎ、ロシア極東のウラジオストク沖にある大学の構内で始まりました。
はじめに通訳だけを交えた首脳どうしの会談が行われたあと、閣僚らを交えた拡大会合が開かれています。
拡大会合の冒頭でプーチン大統領は、首脳会談について「詳細な話し合いができた。朝鮮半島の情勢についても改善に向けて何をどのようにする必要があるのか、意見交換することができた」と述べ、評価しました。
一方、キム委員長は「今後、戦略的にこの地域の情勢の安定を図り、共同で管理していくため、深みのある意見を交換したい」と述べ、ロシアとの連携強化に意欲を示しました。
首脳会談で、キム委員長としては、北朝鮮の立場に理解を示すプーチン大統領から制裁緩和に向けた協力をとりつけたい考えです。
またプーチン大統領は、経済協力などを取り上げて北朝鮮を後押しする姿勢を示しながらキム委員長との関係を築き、非核化をめぐる議論への関与を強めたいねらいとみられます。
2019年4月25日 16時52分
URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)
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