【】障害年金、病名判明前も支給を 難病指定外の筋痛性脳脊髄炎、女性が国提訴at NEWSPLUS
【】障害年金、病名判明前も支給を 難病指定外の筋痛性脳脊髄炎、女性が国提訴 - 暇つぶし2ch1:ばーど ★
19/04/14 08:04:06.90 JBLdl2NP9.net
突然激しい倦怠(けんたい)感や痛みに襲われる慢性疲労症候群(CFS・筋痛(きんつう)性脳脊髄炎)と診断された宇都宮市の女性が、病名が分かるまでの間、障害年金を受け取れないのは不当だとして、国を相手取り、不支給処分の取り消しを求めて東京地裁に提訴した。病気の認知度が低く、「怠けているだけではないか」との偏見も根強い。患者団体は「病気について正しく知ってほしい」と訴える。 (木原育子)
 原告は、宇都宮市の網美帆子さん(44)。訴状などによると二〇一二年九月、激しい倦怠感や微熱、不眠などから、病院に通い始めた。計十カ所以上の病院を受診しても病状は改善せず、一六年二月、東京都内の病院でCFSと診断された。
 網さんは一六年十月、初診日を一二年九月として障害年金を申請。しかし日本年金機構は、診断された一六年二月より前の分は、障害年金を支給しなかった。
 網さんは専門の医師から「一二年九月の症状はCFSの初期症状であったと考えるのが妥当」などとする診断書を取得。二度、社会保険審査官などに不服を申し立てた。しかし、いずれも棄却され、今年二月、障害年金百六十万円の支給を求めて提訴した。厚生労働省年金局給付事業室は、取材に「コメントすることができない」としている。
 原告代理人の和泉貴士弁護士は「病気が知られていないため、患者に不利益が生じている」と主張。患者らでつくるNPO法人「筋痛性脳脊髄炎の会」によると、CFSは国内に約十万人の患者がおり、三割は寝たきりに近い状態とされる。免疫細胞の異常などで起きるとされ、研究が進むが、明確な原因は分かっていない。
 国の指定難病の対象外で、専門的な医師は十数人しかいないという。
 同会の篠原三恵子理事長は「診断されるまでに何年も何十年もかかる人が多く、今後このような訴訟が増える可能性がある。年金が適切に支給されるようにしてほしい」と話している。
◆仕事を失い、ほぼ寝たきり 周囲から疑われ、偏見にも苦しむ
 「病名がついていないからといって、障害年金が支給されないのはおかしい」。網さんは自宅ベッドから起き上がれず、苦しそうに声を絞り出した。毎朝七時ごろに目覚めても、起き上がるのに六時間かかる。疲労感、倦怠(けんたい)感があり、骨などに痛みが走る。ほぼ寝たきりの状態で暮らす。
 発症前は好きなロックバンドのライブに行くため、全国を駆け回るほど元気だった。病気になるまでは工場で派遣社員として働いていたが、失職。貯金は治療で使い果たし、今の収入は毎月約二万円の重度心身障害者手当だけだ。父親(79)、母親(75)と三人暮らしで、両親の年金が頼りだ。
 都内の病院へ通うのも大変だ。極度に疲れるため、十メートル歩くのに二十分かかる時もある。食事中、魚の小骨を箸で取り除くだけでも疲れ、においや音にも過敏になり、すぐに吐き気をもよおす。「情けない」と泣きたくなる。
 体調の良い日と悪い日の差が激しく、歩ける日もある。二〇一七年二月に身体障害者手帳を取得した際は、周囲から「本当に病気か」と疑われた。「怠けているだけでは」という偏見にも苦しんできた網さん。「これ以上、同じ症状の人が苦しまずに済むように」と考えて提訴した。「回復したら、友人とバンドのライブに行く」のが、ささやかな夢だ。
東京新聞 2019年4月14日 朝刊
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
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