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新しい年度が始まった1日、各メーカーは乳製品や麺類など暮らしに身近な食品を相次いで値上げします。
「明治」や「森永乳業」といった乳業メーカー各社は、1日の出荷分から牛乳やヨーグルトなどを1%から8%値上げします。
食品メーカーの「東洋水産」と「日清食品チルド」が冷蔵のラーメンや焼きそばの価格を3%から9%引き上げ、
「日本水産」もさばの缶詰の出荷価格を7%から10%引き上げます。
公益財団法人の「塩事業センター」が家庭用の食塩などを6%から25%、食品メーカーの「味の素」も食塩と
コンソメスープの調味料を5%から11%、それぞれ値上げします。
飲料メーカーでは「コカ・コーラ ボトラーズジャパン」が1日の出荷分から2リットル入りなどの大型ペットボトルの商品を
1本当たり20円値上げするのをはじめ、「サントリー」や「アサヒ」なども来月以降、同じように値上げすることにしています。
人件費や物流費などの上昇を背景に、新年度も暮らしに身近な食品の値上げが相次ぎますが、消費者の節約志向が根強い中、
スーパーなどが実際の小売価格にどの程度転嫁するのかが焦点になります。