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2019-03-28
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フランスのブルターニュ地方コートダモールで畜産農家を営むパトリック・ル・ネフト氏は、現在、深刻な経営危機に瀕している。
と言うのも、数年前から飼育している牛たちの間で原因不明の突然死が頻発しているからだ。
◇ 牛の連続怪死事件と太陽光発電
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家畜の連続怪死事件は太陽光発電が原因なのか
「5年ほど前から、急に牛の体重が減り始めて、これまでに120頭が死んでしまいました。病気の兆候は見られないため、獣医でさえ原因が分からず、対処法さえ掴めていません」
牛の怪死と言うと、宇宙人によるキャトルミューティレーションや家畜の血を吸うUMAチュパカブラなどを連想する人もいるだろうけれど、パトリック氏が疑いの目を向けているのは、牧場の近くに設置されている太陽光発電のソーラーパネル。
パトリック氏が独自に調査したところ、牧場周辺に太陽光発電のソーラーパネルが設置された時期と、牛の怪死が始まった時期が一致。
さらに、牧場の地面や水に、動物の許容量の3倍を超える1ボルト以上の電流が流れていることが判明した。
太陽光発電によって生み出された電流が地中に伝わり、絶えず微弱な電流が牧場の牛たちに流れていることが、怪死の原因となっているのではないかと推測したのだ。
◇ 相次ぐ家畜の怪死と電力の因果関係
相次ぐ牛の怪死は、パトリック氏の牧場に限ったことではない。
約30km離れた別の牧場でも、数年前から多くの牛が原因不明の死を遂げていた。
数年前のこと、わずか6ヶ月の間にステファン・ル・ブレック氏の飼育していた37頭の牛が次々死んでしまった。
「もうパニックです…。前日まで元気の良かった子牛が、翌日には足を引きずって、しばらくすると死んでしまうのです」
ステファン氏も獣医などに相談するが原因を特定できず、これまでに200頭もの牛が死んでしまった。
そんなステファン氏も、牧場近くに設置されている風力発電や変圧器が関係していると考えているが、確たる証拠があるわけではないので、現時点では憶測でしか無い。
環境に配慮したエコロジーな発電は、全く別の危険性を孕んでいるのかもしれない…