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03月19日 17時35分
青森空港で先月、覚醒剤を所持していたとしてオランダ国籍の男女2人が逮捕され、キャリーバッグから県内では過去最大となる3キロの覚醒剤が押収されたことが分かりました。
警察は末端価格でおよそ1億8000万円分にのぼると見て、入手経路などを調べています。
逮捕されたのは、いずれもオランダ国籍で住所不定、無職のヨセフス・コルネリス・ヘンリキュス・マリア・ティーレマンス容疑者(62歳)と、イボンヌ・マリア・レジーナ・ヘンリキュス・バーホーベン容疑者(55歳)です。
警察によりますと、2人は先月26日、南アフリカから韓国を経由して青森空港に来た際、覚醒剤を所持した疑いが持たれています。
税関の通報で警察が調べたところ、持っていた2つのキャリーバッグからおよそ3キロ、末端価格でおよそ1億8000万円分の覚醒剤が見つかり、2人をその場で逮捕したということです。
2人はその後の調べに対し「日本には観光で訪れた。南アフリカの友人にキャリーバッグを運ぶように依頼され、中身が覚醒剤だとは知らなかった」などと容疑を否認しています。
1度に押収した覚醒剤の量としては県内では過去最大だということで、警察は2人が密輸する目的で覚醒剤を所持していた可能性もあるとみて、入手経路などを調べています。
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