19/03/18 15:24:06.98 Kz/wi3Wx9.net
3/18(月) 9:03配信
Web東奥
気が合う人と、これからの長い人生を送りたい-。独身シニアらの増加を背景に、結婚相手や人生のパートナーを求める中高年が青森県内でも増えている。出会いを支援する県内の団体や事業者には、50~60代の独身者からの婚活イベントの問い合わせが増えており、「入籍しなくても、話ができる相手がほしい」との相談もあるという。高齢社会に詳しい専門家は「パートナーがいれば、病気の不安や孤独死の心配が軽減される。生きがいも増え、介護予防にもなる」と前向きな婚活を勧める。
2月末、八戸市のNPO「縁」(小笠原幸恵代表)が同市で開いた中高年向けお見合いイベント。50代から70代までの男女十数人が参加した。一対一で10分ほど話した後、また会ってみたいと思う人の番号を書くシステムだ。「縁」は3カ月に1回程度、中高年向けイベントを開いている。
参加者の1人、八戸市の豊橋正志さん(66)=仮名=は、イベント終了後、番号がマッチングした50代の女性と会ったが、断りの電話をもらい肩を落とした。仕事一筋で結婚歴がない豊橋さんは、数年前に母親を亡くしてから、強く寂しさを感じるようになったという。
「電気がついていない自宅に帰る時や、1人でご飯を食べている時、自分の将来はどうなるのだろう-と気がめいってしまう」。半分、諦めの気持ちもあるが、今後も婚活イベントに参加したいと考えている。
70代の南方咲千子さん=仮名、八戸市=もイベントに参加した1人。「介護していた母親が亡くなり、生活に区切りがついたので、助け合って生きていける人がほしいと思った」
青森市の北原繁子さん(67)=仮名=はイベントに参加する予定だったが母の体調が悪化したため欠席した。若い頃、縁談話はたくさんあったが全部断ってきた。60歳を超えて、孤独死や病気になる不安が強くなったという。「寄り添って、ふだん何気ない話をできる相手がほしい」と明かした。
結婚情報センター「ノッツェ」(本社東京)の青森支店でも、中高年の相談・問い合わせが10年前に比べ2倍以上に増えているという。支店長は「定年後や、子育て・親の介護を終えた後、長い人生を考えて、パートナーを求める人が多い。入籍するしないにこだわらない人もいる」と話す。
弘前市の結婚相談所「婚活サークル Arheart(アルハート)」(工藤秀之代表)では以前から30~40代対象のイベントを実施しているが、中高年層からの要望を受けて現在、2カ月に1回、50代以上を対象とした「お茶婚」を開催し、熟年の参加者から喜ばれているという。
国立社会保障・人口問題研究所が2017年に実施した「生活と支え合いに関する調査」によると、65歳以上の一人暮らしの高齢者のうち、「ふだんの会話の頻度が2週間で1回以下」という人が男性が15%、女性は5%。孤独を感じる単身中高年者が少なくないことはデータからも伺い知ることができる。
熟年の婚活が活発化していることについて、一般社団法人・シニア生活文化研究所(東京)の小谷みどり所長は「男性も長生きするようになり、妻と離別・死別した後、再婚したい-と望む人が増えている」と説明する。
また、「自分が、パートナーに必要とされていると感じることは、生きがいにつながる。会話を交わすことは、認知症予防にもなる」と話した。
社会学者の山田昌弘・中央大教授は「パートナーがいれば、経済的に楽になるほか、介護予防や孤独死リスクの回避につながる。公的機関は、若い人以上に、パートナーを求める中高年の支援に力を入れた方が良いと考える」と語った。
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★1:2019/03/18(月) 12:23:19.86
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