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肝臓病治療薬「ラエンネック」を許可なく販売目的で保管したとして、千葉県警は13日、野田中央病院(千葉県野田市)を運営する医療法人社団「喜晴(きせい)会」理事長で医師の八木禧徳(よしのり)容疑者(73)=同市中野台鹿島町=を医薬品医療機器法違反(無許可販売目的貯蔵)容疑で逮捕した。県警は同院から医薬品が不正に流出した経緯を調べている。
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逮捕容疑は、浅田一弘容疑者(72)ら日本人3人=いずれも同容疑で逮捕=と共謀し、1月9日~2月26日ごろ、医薬品販売業の許可がないのに、同院でラエンネック15箱(1箱2000本、取引価格1本あたり186円)を販売目的で保管したとしている。「(浅田容疑者らが)取りに来るまで院内で保管していた。違法性は分かっていた」と容疑を認めているという。
ラエンネックはさらに3人から自称・埼玉県川口市西川口3、会社役員、胡晃央=本名・祝銘思(しゅくめいし)=容疑者(39)ら中国籍の2人=同=に販売されたとみられる。
県警は、八木容疑者が日本人3人から代金を受け取っていたとみている。少なくとも昨年10月以降、ラエンネック以外の複数の医薬品を横流ししていた可能性もあり、5人はこれらの医薬品を国内外の業者に転売していたとみられる。また、他人の保険証を不正に使って医薬品を入手していた可能性もあり、県警が捜査を進める。
野田中央病院のホームページによると、同病院は地域の中核的な病院。内科や循環器内科、外科などがあり、病床数は34床。人工透析センターも設けられている。【加藤昌平、橋口正】
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