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2019年3月13日 19時32分
都心の１等地の売買をめぐって積水ハウスからおよそ55億円をだまし取ったとして、東京地方検察庁はフィリピンに逃亡し、逮捕された主犯格の男を詐欺などの罪で起訴しました。一方、46歳の会社役員ら７人については起訴するだけの証拠が集まらなかったとして不起訴にしました。
起訴されたのは地面師グループの主犯格の１人で、カミンスカスと姓を変えた小山操被告（59）で、おととし、東京 品川区にある2000平方メートルの土地の売買をめぐって、積水ハウスからおよそ55億円をだまし取ったとして、詐欺などの罪に問われています。
小山被告は積水ハウスとの売買交渉の場に立ち会って中心的に交渉を進めたとみられ、去年10月から２か月余りフィリピンに逃亡していましたが、身柄を拘束され逮捕されました。
一方、46歳の会社役員や59歳の会社役員、それに59歳の自営業、64歳の会社役員ら７人については、東京地検は起訴するだけの証拠が集まらなかったとして不起訴にしました。
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