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住宅情報サイト「SUUMO」を運営するリクルート住まいカンパニーによる駅別の「住みたい街ランキング2019 関東版」が発表され、
神奈川県からは1位に横浜(横浜市西区)、9位に武蔵小杉(川崎市中原区)、10位に鎌倉(鎌倉市)の3駅がランクインした。
横浜は交通の利便性や商業施設の充実ぶりなどもあって、昨年に引き続き2年連続で首位に輝いたが、武蔵小杉は昨年の6位から大幅ダウンし、
鎌倉は14位からの飛躍と明暗を分けた。いったい何が原因だったのか。理由を探った。
この季節になると恒例ともなった同ランキングは、平成22年から翌23年を除いて毎年、開催され、今回で9回目を数える。
関東圏に住む20~49歳の男女7千人人に、1都4県(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城)にある駅の中から「住みたい街」をインターネットでアンケートを実施し、順位付けしている。
根強い人気の港街
横浜はJR、私鉄、地下鉄の計5社が乗り入れており、1日の平均乗降客数は200万人を超える。
駅を囲むように百貨店、ショッピングビルが並び、足を延ばせば横浜みなとみらい21地区(MM21)や横浜中華街、山下公園などの観光スポットも楽しむことができる。
こうした点が評価されて昨年、トップに躍り出た。
来年には市内でも東京五輪の競技が開催され、観光客の受け入れなどを狙って現在、市内にロープウエーを建設する計画も進められている。完成すればトップの座はさらに続くかもしれない。
新興セレブ街は「混雑」
ひるがえって、順位を落としたのが武蔵小杉だ。
JRと東急東横線が乗り入れる駅周辺はもともと、NECなど大手企業の事業所や関連企業の工場が集積していたが、閉鎖や移転などが相次ぎ、十数年前から再開発が一気に加速した。
東京・都心へのアクセスの良さもあって、現在はタワーマンションが林立する街へと生まれ変わった。
同ランキングで4位に食い込んだ28年ごろには、おしゃれなカフェでくつろぐ住民の女性は「ムサコマダム」などと称され、駅の周りだけが極端に栄えている様子を「川崎のドバイ」と表現してみせる向きもあった。
ところが、急激な環境変化は軋轢(あつれき)ももたらした。
ビル風による事故の危険や、新旧住民間でのトラブルなどなど。特に顕著だったのが人口増に伴う駅の混雑だ。
一時、JR横須賀線では改札に入るまで数十メートルにもわたる行列が発生し、その様子は見る者に強烈なインパクトを与えた。
昨年7月に公表した鉄道混雑率調査では、東京圏の主要31路線中、混雑率180%を超えた11路線のうち、2つは横須賀線(武蔵小杉→西大井、196%)と南武線(武蔵中原→武蔵小杉、189%)の区間だった。
昨年、JRは問題の改札の入り口を1つ増やし、ホームに続くエスカレーターを1機増設するなどの対策を講じ、状況はだいぶ緩和された。ただ、一度ついてしまった混雑のイメージは拭いがたいとみられる。
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2019年3月12日 22時47分 産経新聞
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