19/03/12 22:51:06.54 4XHI+5Yo9.net
福島第一原発の事故をめぐり東京電力の旧経営陣3人が強制的に起訴された裁判で、旧経営陣の弁護士が3人の無罪を改めて主張し12日で審理が終わりました。判決は半年後の9月19日に言い渡されることになりました
旧経営陣の主張
裁判では去年10月、4日間にわたって旧経営陣3人への被告人質問が行われました。3人の主な発言です。
武藤栄 元副社長
武黒元副社長は巨大の津波を予測できたかどうかについて、「巨大な津波の想定を初めて知ったのは平成21年の4月か5月で本店の会議室で当時の担当の部長から聞いた。担当の部長は、計算結果は信用できないというかあてにならないというかわからないことが多いと言っていた」と述べました。
そのうえで、武藤副社長が長期評価が妥当かどうか土木学会に再検討を依頼すると判断したことについて、「専門家に検討を依頼するのは当たり前だと思った」と述べ、巨大津波の対策をすぐに取るべき根拠はなかったと繰り返し証言しました。
また、有効な対策を取れば原発事故を避けることが可能だったかについて、「なかなか答えられないほど難しい。総合的に考えないと不確実であいまいなことへの対応は難しく、当時、私としては懸命に任務を果たしていた」と述べました。
勝俣恒久 元会長
勝俣元会長は巨大の津波が押し寄せる可能性について、社内の会議で元幹部から報告されましたが、「元幹部の発言のトーンは非常に懐疑的に聞こえた。社内の原子力・立地本部でしっかりやっていると考えていて、安全対策に疑義をはさむ状況