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去年1月、名古屋市中川区の病院の診察室で、男性医師の首を包丁で刺し殺害しようとした罪などに問われている韓国籍の盧日出義被告(69)に、名古屋地裁は6日、懲役9年の判決を言い渡しました。
起訴状などによると、責任能力の有無が争点となったこの裁判の判決公判で、名古屋地裁の森島聡裁判長は「犯行のおよそ1年前から包丁を用意し、当日もリュックの中に包丁を隠すなど計画性があった」などと指摘しました。
また「刃を研いで鋭くする行為は、被害者が死亡する危険性が極めて高い」などと盧被告の完全責任能力を認め、検察側の懲役10年の求刑に対し、懲役9年の判決を言い渡しました。
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