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【ワシントン=河浪武史】米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は27日、下院金融サービス委員会で「資産縮小を年内に終了する方向で検討している。近く公表する」と述べた。FRBは量的緩和で買い入れた米国債などの保有資産を2017年秋から圧縮してきたが、同議長が終了時期に言及したのは始めて。3月の次回会合で最終決定するとみられる。
FRBは1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で資産縮小の終了時期を議論し、議事要旨で「参加者のほぼ全員が年内の終了を計画している」と明らかにしている。パウエル氏は1月の記者会見で「資産縮小は当初想定したよりも早期に終了する」と述べたものの、具体的な時期には言及してこなかった。
FRBは3月19~20日にFOMCを開き、資産縮小の終了時期を正式に決める見込みだ。米ゴールドマン・サックスは終了時期が9月になると見込んでいる。FRBの資産量は金融危機前の9千億ドルから4兆5千億ドルまで膨らみ、現在は4兆ドル(約444兆円)程度。パウエル議長らは当初、保有資産を2兆5千億~3兆ドル程度まで減らすとしていたが、3兆5千億ドルを上回る水準で着地しそうだ。
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2019/2/28 3:54
日本経済新聞
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