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築地閉鎖で街に?風評被害対応でネズミ駆除費を補助 東京・中央区
毎日新聞 2019年2月9日 09時11分(最終更新 2月9日 09時11分)
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東京都中央区は2019年度から、ネズミ駆除に対する補助制度を始める。背景にあるのは築地市場の閉鎖。
「市場内外にいたネズミが餌を求め、銀座地区など繁華街へ移動するのでは」などと言われた。
区や商工関係者によると実際には「増加は確認されていない」というものの、気がかりなのは風評被害。20年東京五輪・パラリンピックが迫る中、区はネズミ駆除を徹底して「清潔で安心・快適なマチ」をアピールする。【高橋昌紀】
区はこれまでも、独自のネズミ駆除対策を実施してきた。毎年11~3月、区内全域に約5000台のわなを設置し、200~300匹を捕獲している。昨年7月には特別チームを編成し、市場周辺の築地・銀座地区と勝どき・豊海地区にわな約8500台を設置。11月末までに約400匹を捕獲したという。
一方、築地市場の閉鎖を巡っては「市場には1万匹のネズミがいる」「銀座方面に大量に逃げるのでは」などとうわさされた。関係者は苦い思いをしたが、区は逆にこれを機会ととらえ、補助制度を新たに導入してネズミ駆除への関心を高めてもらうことにした。
補助の対象となるのは、区内の町会、自治会、商店会など約210団体。40万~200万円を限度に、ネズミ駆除のための物品購入費や業者への委託費、講習会の開催費などの3分の2を補助する。3カ年度にわたって実施する予定で、19年度は5000万円を予算案に計上した。
区生活衛生課は「ネズミの繁殖力は高く、面的、広域的に取り組むことが有効だ。多くの団体に協力を促したい」と話している。