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2019年1月28日、慰安婦問題解決のために精力的な活動を続けてきた韓国人元慰安婦の金福童(キム・ボクトン)さんが
がんのため死去した。韓国・聯合ニュースは「金さんが最後に残した言葉は日本に対する怒りだった」と伝えている。
記事によると、金さんの死を見届けた元慰安婦支援団体「正義記憶連帯」の尹美香代表は
「おばあさん(金さん)が最後に何か伝えていたが、気力がなく聞き取れなかった」としつつも、
「唯一聞こえてきた言葉が『日本に対する怒り』だった」と述べた。
金さんは慰安婦問題解決を訴えるため毎週水曜日にソウルの日本大使館前で行われているデモ(水曜集会)に参加するなど、
日本政府から謝罪や賠償を受けるため積極的に活動してきた。
こうした活動について尹代表は「慰安婦問題に対する関心を高め、
戦時中の性暴力被害の再発防止に向けた努力へと国際世論を導いた」と評価した。
このニュースに、韓国のネットユーザーは
「お疲れさまでした。後のことは私たちに任せてゆっくり休んでほしい」
「韓国国民が絶対に忘れてはならない歴史。必ず日本から謝罪を受けよう」
「日本の歴史歪曲(わいきょく)を正すこと、それがおばあさんのためにできること」などの声を寄せ、
慰安婦問題解決に向け決意を新たにしている。
また日本政府に対し
「良心があるならこの言葉を無視できないはず」
「日本は被害者がこの世からいなくなる日を待っているのかもしれないけど、
その時本当に日本は許しを得られる最後の機会を失うことになる」と訴える声や
韓国政府に対し「韓国政府の無能さにがっかりする。内部で争っているばかりで日本には何も言えない」
「おばあさんの恨みを晴らせなかったのは、たった10億円で慰安婦合意を結んだ朴前大統領のせい」と批判する声も上がっている。
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