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福岡県内の暴力団員 11年連続で減少 工藤会は半数以下に
福岡県警は21日、2018年末の県内の暴力団構成員と準構成員らを合わせた
勢力（人数は概数）が前年比150人減の1890人となり、11年連続で減少して
過去最少を更新したと発表した。県内最大勢力の特定危険指定暴力団
「工藤会」（北九州市）は前年比40人減の570人で、ピーク時の1210人（08年）
から半数以下になった。
県警によると、工藤会以外の勢力は道仁会（福岡県久留米市）420人＝前年比20人減▽
福博会（福岡市）190人＝同20人減▽浪川会（同県大牟田市）190人＝同10人減▽
太州会（同県田川市）140人＝同10人減―など。
昨年1年間で離脱後に県警の支援によって就労した元構成員は19人に上った。
このうち8人が、県が昨年4月に導入した就職面接時にかかった旅費や
宿泊費などの支給を受ける新制度を利用した。
毎日新聞（2019年1月21日 19時12分、最終更新 1月21日 19時16分)
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