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脳内酵素、協調性と関連か 理化学研究所が解析
2019.1.15(Tue)
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女性ホルモンを作り出す「アロマターゼ」という酵素の量が、脳の特定の部位で多い人ほど、協調性が低い傾向にあることが分かったと、理化学研究所生命機能科学研究センターの渡辺恭良チームリーダーらが15日、神戸市で発表した。人の性格を生み出す仕組みや、多様な性格への理解につながるとしている。
チームは、成人男女約20人を対象に、陽電子放射断層撮影装置(PET)で脳内のアロマターゼの分布や量を解析し、攻撃性や協調性などの性格を測定する質問紙に回答してもらって調べた。
その結果、男女とも脳の視床という部位にアロマターゼが多い人ほど、協調性が低かった。