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被ばく論文「遺憾」と規制委員長 「信頼性を揺るがす」
2019.1.9(Wed)
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東京電力福島第1原発事故後、福島県伊達市の住民の個人被ばく線量を分析した論文で、被ばく線量を過小評価する誤りや、研究への利用に同意していない人のデータが含まれていた問題を巡り、
原子力規制委員会の更田豊志委員長は9日の記者会見で「研究成果の信頼性を揺るがしてしまうのは大変遺憾なことだ」と述べた。
国の放射線審議会は昨年の会合で、事故後に策定された放射線基準を検証する資料として論文を使用しており、事務局の原子力規制庁は今後の扱いを検討している。
ただ、更田氏は「(論文の問題が)規制委員会の活動や判断に直接影響を及ぼすものではない」とも語った。
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