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2019年1月8日 17時41分 NHKニュース
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設をめぐり、アメリカのホワイトハウスに寄せられた名護市辺野古沖の埋め立て中止を求める署名が、この1か月でおよそ20万集まり、アメリカ政府の対応が注目されます。
アメリカ政府は、ホワイトハウスのウェブサイト上で、政府に直接、請願することが可能になる署名を受け付けていて、開始から1か月で署名の数が10万を超えれば政府が何らかの回答をすることになっています。
先月8日から、沖縄にルーツがあるアメリカ在住の男性が、普天間基地の名護市辺野古沖の埋め立て中止を求める署名活動を始めていました。
タレントのローラさんやイギリスのロックバンド「クイーン」のブライアン・メイさんら国内外の著名人が協力を呼びかけたことも話題となり、署名はこの1か月でおよそ20万集まりました。
現地時間の7日にはホワイトハウス前で署名活動を始めた人たちが埋め立てをやめるよう訴えました。
署名はアメリカ政府の回答があるまで引き続き受け付けられ、日本政府と連携して移設計画を進める考えを繰り返し示してきたアメリカ政府の対応が注目されます。
署名を呼びかけた1人の那覇市の主婦、山田マドカさんは「世界各地の人がこの方法なら声をあげられると賛同してくれたと思う。民意に反して埋め立てを進めることが民主主義なのかという沖縄の声がもっと広がってほしい」と話しています。