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- 暇つぶし2ch1:砂漠のマスカレード ★
19/01/02 01:19:50.64 CAP_USER9.net
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薄暗い地下世界にどこまでも続く無機質なコンクリートの壁と階段―ここはJR上越線の土合駅。群馬県と新潟県の県境にまたがる谷川連峰の麓に位置する山間のローカル駅だ。
地上にある駅舎は海抜663m。駅前には屋根が潰れた商店らしき廃屋しかなく、周辺にもドライブインと登山客向けの山荘が1軒ずつあるのみ。
バスや車がたまに通る程度で、聞こえて来るのは近くを流れる渓流のせせらぎと小鳥のさえずりくらいだ。
そんな土合駅は、高崎方面行きの上りホームこそ駅舎に隣接しているが、越後湯沢方面行きの下りホームがあるのは地下70mの新清水トンネル構内。
このトンネルは〈国境の長いトンネルを抜けると雪国であった〉の書き出しで有名な『雪国』(川端康成)のトンネルに代わる新トンネルとして、1967年に開通し、それに合わせてホームが設置された。
それゆえ、改札からは486段もの階段を降りなければならず、「下りホームまでは10分ほどかかります」など、乗り遅れないように注意書きの看板も見かける。
国内の鉄道駅でこれほど地中深くにホームのある駅はなく、「日本一のモグラ駅」とも呼ばれている。
だが、そう



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