18/12/23 20:09:04.64 CAP_USER9.net
43歳の息子に手をかけたのは父親だった。
20年間にわたって自宅に引きこもり、家族に暴力を振るってきた愛息。
父は殺害直後、こう思ったという。
「ほっとした。もう殴られない」。
息子は心に病を抱えていたとみられるが、適切な医療を受けることはなかった。
2人を、この家族を救うことはできなかったのか。
9月中旬、長野地裁。
殺人罪に問われた男(70)に懲役5年の有罪判決が言い渡された。
判決によると、男は今年2月、長野県上田市内の自宅で、居間で寝ていた長男(当時43)の頭を、金づちで何度も殴って殺害した。
裁判員裁判でのやり取りや記録から事件をたどる。
男は妻と長女、長男との4人暮らし。
長男は専門学校を中退した22歳ごろから自宅に引きこもりがちになり、家族に暴力をふるうようになった。
長男が暴れると、男と妻は自宅隣の倉庫にいつも逃げ込んでいた。
長男が30歳を過ぎたころだった。
我が子の対応に困り果てた男が妻に切り出した。
「殺しちゃおうか」。
妻は「私がやります。お父さんにはまだ働いてもらわないと困るから」。
1カ月後、妻は息子との無理心中を図り、命を落とした。
妻の死後、しばらくはおとなしかった長男。
それが昨秋ごろ、再び暴力的になった。
チェーンソーで自宅の柱や壁を傷つけ、溶かしたセメントを自宅内にまき散らした。
男は事件の1カ月前、「頭にくる。殺したくなる」と長女に語った。
長女が止めると、自分に言い聞かせるように何度もつぶやいた。
「そうだよな」
事件の前日。男がタイル工の仕…
※続きは非公開の有料記事のため、公開された無料記事のみ引用しました。
URLリンク(www.asahi.com)
■前スレ(1が立った日時:2018/12/23(日) 15:57:26.21)
スレリンク(newsplus板)