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人手不足対策 工事現場にロボット導入 大阪
2018年12月10日 18時04分
大阪市内に建設中の高層ホテルで、人手不足対策として導入されたロボットが、10日、報道陣に公開されました。
大手ゼネコン「清水建設」が建設を進めている大阪・淀川区の高層ホテルの工事現場では、ロボットが合わせて5台導入されています。
ロボットは3種類で、それぞれ建築資材の運搬や、柱の溶接作業、天井ボードの取り付け作業を行っています。
ロボットはいずれも、タブレット端末であらかじめ入力された指示に従い、人がそのつど操作しなくても、周囲の状況をセンサーで読み取るなどして自動で作業を進めることができるということです。
この建設会社では、職人の高齢化などで人手不足が深刻化する中、対策の切り札として独自に開発を進めてきました。
清水建設生産技術本部の印藤正裕本部長は「ロボットを導入したことで、作業員を、人手が必要なところに集中して配置できるようになった。実践的なロボットで効果も大きいので、今後はいろいろな建設現場に導入を進めたい」と話していました。