【ナマハゲ】保存と活用巡り議論活発に 人口減に直面、留学生がなる場合もat NEWSPLUS
【ナマハゲ】保存と活用巡り議論活発に 人口減に直面、留学生がなる場合も - 暇つぶし2ch1:nita ★
18/11/27 17:19:50.02 CAP_USER9.net
11/27(火) 16:26配信
毎日新聞
 ◇無形文化遺産登録へ
 秋田県男鹿市の「男鹿のナマハゲ」が28日夜にも、全国8県10件の伝統行事で構成する「来訪神 仮面・仮装の神々」の一つとして、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されることが決まる。ただ、秋田県は47都道府県の中で、人口減少率と高齢化率が最も高く、男鹿市も深刻な人口減に直面している。伝統文化をどう守り、観光資源として活用していくべきなのか、今後の方向性の模索が始まっている。【川口峻】
 ◇男鹿のナマハゲ、鬼ではなく神様です
 ナマハゲと聞くと多くの人は鬼のような面をつけた男性が、わらを使った独特の衣装に身を包み、巨大な包丁を持って地区を練り歩き「泣く子はいねがー!」と子どもたちを脅かすイメージを持つはずだ。
 だが、もともとナマハゲには「怠け心を戒める神様」の意味があり、子どもを泣かす行事ではない。「怠け心を戒める神様」が、大みそかに家までやってきて、1年の厄を落としてくれる伝統行事だ。「落ちたわらを頭に巻けば風邪をひかない」とも言い伝えられ、福までもたらしてくれる、ありがたい神様だ。だから、男鹿の人々はナマハゲが家に来ると、豪華な料理と酒でもてなしてきた。
 昔、雪国の秋田でいろりにばかり当たっていると、手足に火斑(ひだこ)ができたという。これを秋田の方言で、ナモミと言った。その「ナモミを剥ぎ」、怠け心を戒める神様がなまって「ナマハゲ」になった……。ナマハゲの語源には諸説あるが、この言い伝えが地元では有力視されている。
 秋田市から日本海沿いに約20キロ北上すると、日本海にぽっこりと突き出た男鹿半島がある。半島を占めるのが男鹿市だ。周辺の海は豊かな漁場として知られる。
 そんな男鹿の大みそかは実ににぎやかだ。男鹿のナマハゲは最近の調査でも約80の町内で執り行われている。それぞれの町内ごとに異なる特徴のあるデザインの面や衣装を着けた男性たちが、家々を回り、酒を振る舞われながら「じっちゃ、まめでらが(おじいさん、元気でいるか)」と住民と問答をする。そんな地区行事の総体が「男鹿のナマハゲ」だ。
 ◇人口減で留学生もナマハゲに
 秋田県は全国47都道府県のうちで、人口減少率と高齢化率が最も高い。男鹿市を取り巻く現状も深刻で、市によると、2012年3月末に3万2024人だった人口は、18年10月末現在で、2万7742人まで約15%減少。20代の人口はさらに深刻で、2372人から1546人へと35%も減っている。
 そんな状況下でナマハゲは、大みそかを彩る伝統文化として引き継がれている。市などの調査によると、市内にある148町内のうち、15年は79町内で行事が実施された。12~14年でも実施は約80町内で推移。しかし、平成になってからだと15年までに35町内が実施を取りやめている。
 ユネスコの無形文化遺産登録に向けた動きについて、「真山(しんざん)なまはげ伝承会」の菅原昇会長(75)は、「ナマハゲの担い手や受け入れる家庭が増えてほしい」と継承に弾みがつくことを期待する。真山(しんざん)地区(62世帯)のナマハゲは男鹿の中でも最も古いしきたりが残る、と評される地区だ。
 ナマハゲはかつて、多くの地区で未婚男性が扮(ふん)した。しかし、若者は減り、さらに時代の変化とともにわらの衣装を着けたナマハゲを招き入れ豪華な膳でもてなす文化は「家が汚れる」「準備が大変」と煙たがられるようになった。最近では既婚男性によるナマハゲが珍しくなくなり、玄関先での出迎えなど、各町内で現状に沿った「継承」が進む。
 若い世代の不在に悩んでいた双六(すごろく)地区(60世帯)では、10年以上前から県内の学生に声を掛け、地区外からでも行事への参加者を積極的に受け入れるようになった。同地区の三浦幹夫さん(69)によると、特に好評なのが外国人留学生だ。ナマハゲの起源には「外国人説」もあるため、三浦さんは「外国人がナマハゲをした方が迫力がある」と話す。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


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