18/11/25 21:57:52.66 CAP_USER9.net
世界最大規模の国際的な酒のコンクールの日本酒部門で、宮城県川崎町の酒蔵で作られた日本酒が最優秀賞を受賞しました。
この日本酒を造ったのは22歳の若き女性杜氏でした。
SAKE selection 審査会の様子
URLリンク(amd.c.yimg.jp)
世界55カ国から1万本以上が出品される世界最大規模の国際的な酒のコンクール、「SAKE selection」。
海外での和食ブームを背景に今年、新たに作られた「日本酒部門」の表彰式が21日、東京のベルギー大使館で開かれました。
全国から617銘柄の日本酒が出品され、その「本醸造酒」部門で、最優秀賞に選ばれたのが・・・。
あたごのまつ 鮮烈辛口(新澤醸造店)
URLリンク(amd.c.yimg.jp)
川崎町に酒蔵がある新澤醸造店の「あたごのまつ 鮮烈辛口」です。
試飲した人
「ワインのようなフルーティーさがありまして、とても辛口とは思えないですね」
試飲した人
「本醸造でここまでスッキリかつ余韻がある、香りがあるお酒を造れるのは相当レベル高いですね」
SAKE selection 渡部七海さん(22)スピーチ
URLリンク(amd.c.yimg.jp)
この日本酒を作った「杜氏」、渡部七海さん。なんと、22歳です。
新澤醸造店 杜氏 渡部七海さん(22)
「本当に皆様の力で、いろいろ教えていただきながら造ったお酒がこのように評価されてうれしく思っています」
新澤醸造店 渡部さん(左)と新澤社長(右)
URLリンク(amd.c.yimg.jp)
渡部さんが働く川崎町の酒蔵。創業145年の歴史があります。
渡部さんは東京の短大の醸造学科で酒造りを学び、3年前に新澤醸造店に入社しました。
新澤醸造店 杜氏 渡部七海さん(22)
「(酒は)生き物なんですけど、何か聞いても声が返ってくるわけではないので、気づいて直していければ良くなっていくけど、気づけなかったらどんどん悪くなっていく。発見が面白いと思う」
新澤醸造店 新澤巌夫 社長
URLリンク(amd.c.yimg.jp)
社長の新澤巌夫さんは今年1月、自ら17年間務めた日本酒製造の最高責任者である「杜氏」に渡部さんを指名することを決めました。
全国でも最年少の杜氏ではないかとも言われるほどの異例の大抜擢でした。
新澤醸造店 新澤巌夫 社長
「なんていうんですか、もう別格ですね、利き酒を一緒にしても同じお酒を飲んでもコメントの仕方とか判断の仕方が、一つ二つ次元が違うなと思わせてくれるし、ベテランよりも怖さを知らない分、やっぱり僕らには出せない味を出してしまうと」
新澤醸造店
URLリンク(amd.c.yimg.jp)
利き酒の能力だけでなく、日本酒造りにおける冷静な判断力や危機対応力などリーダーとしての素質があると見込まれた渡部さん。
22歳の若き杜氏は、国際コンクールでの「最優秀賞」という結果でその期待に応えました。
新澤醸造店 杜氏 渡部七海さん(22)
URLリンク(amd.c.yimg.jp)
「杜氏の仕事はおいしいお酒を作ることが一番だと思うんですけど、つらい顔して作ったお酒がおいしかったら、それはすごいことなんですけど、それよりみんなが楽しく働いて、そのままおいしいお酒につながったら良いかなと。改善できるところ、もっと良くできるところは良くしていって、楽しく仕事をしていきたいと思います」
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)