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URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
ゴーン容疑者の高額報酬、世界の自動車大手首脳には見劣り
Neil Weinberg、Anders Melin
2018年11月22日 8:11 JST
→ゴーン容疑者の報酬総額、15年までの5年間で年平均約17億円
→トヨタとホンダ上回るも、フォードやFCAのトップを下回る
逮捕されたカルロス・ゴーン容疑者は日産自動車のトップを務めている間、日本の他社トップと比べてはるかに多くの報酬を稼いだ。だが、世界の自動車大手首脳には見劣りする。
報酬虚偽記載の疑いが指摘されている2015年までの5年間、ゴーン容疑者の報酬総額は年平均1500万ドル(約17億円)前後だった。これは日産のほか、フランスのルノーが支払った額も含む。
ブルームバーグがまとめたデータによると、この報酬はトヨタ自動車とホンダが同期間中に首脳に支払った額のほぼ10倍に相当する。だが世界の自動車大手の報酬は巨額で、給料に加えて株式も付与される。ゴーン容疑者にトップ就任を2度打診した米フォード・モーターは、最高経営責任者(CEO)に対して同期間中に年2400万ドル支出。フィアットとクライスラー・グループの合併をまとめ上げたフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の故セルジオ・マルキオンネ氏は、この合併の功績もあり年4000万ドル近い報酬を得ていた。
東京地検特捜部は、ゴーン容疑者が全ての収入を有価証券報告書に適切に記載していたか、私的な支出に会社の資金を流用していなかったか調べている。同容疑者はパリや東京、ブラジルなどでの住宅のほか、16年にはベルサイユ宮殿で結婚披露パーティーを催すなど豪華な暮らしぶりで耳目を引いたが、こうした費用を実質的に会社に負担させていたのではないかとの疑いが浮上している。
ゴーン容疑者は逮捕以来、容疑についてコメントできない状態に置かれている。
原題:Ghosn Under Scrutiny: How His Pay Stacked Up, How He Lived(抜粋)